python : CSVファイルの作成
CSVファイルの作成についてです。
CSVファイルは、プログラムで使うdataframeや、メモ帳でも読みこむこともでき、
Excelでも開けるため、使い勝手がとても良いです。
これとともにデータが軽いというメリットもあります。
私はCSVファイルを今のところ何に使うかというと、
・各種変数のパラメーターの保存
・取得したデータの保存(あとで眺めたり加工したりするとき用)
特に取得データは、プログラムを組む際に、この方法で本当に良いのかどうかを判断する際にはとても有効だと思っています。
まずcsvの作成は下記です。
f_csv = open('csv_file.csv','w',encoding='utf-8')
'csv_file.csv' の部分が作成する場所と名前です。
仮にフォルダの下に保存したければ、フォルダ名を「folder」とした場合、
'csv_file.csv'を'data/csv_file.csv'にすればよいです。
この場合、「folder」という名前のフォルダ作成を忘れずに!
次の'w'は新規作成の場合、この書き方をすると、
毎回この名前で新しいcsvファイルを上書きして作成するので、
過去のファイルはなくなります。
元々あるcsvファイルを変更する場合は'a'です。
これをすれば、このcsvファイルの一番したから追加することができます。
次のencording = uft-8に関してはデフォルトでやる場合はこれにしているということらしいのですが、正直、ご作法だと思って書いています。(なくても動きます)
書き込む場合は下記のように書きます。
f_csv.write('No'+',')
f_csv.write('Total'+'\n')
'No'は入力したい文字、
+は2つ以上入力したい場合
','は次の列へ入力
'\n'は改行です。
このような書き方でも同じです。
f_csv.write('No'+','+'Total'+'\n')
もしくは
f_csv.write('No')
f_csv.write(',')
f_csv.write('Total')
f_csv.write('\n')
どちらでも結果は同じです。
csvファイルを読み込んで、この後使わない場合は
f_csv.close()
と書いて閉じておくことをお勧めします。
トラブルの元です。
プログラムの例です。
#CSVファイルの作成
f_csv = open('csv_file.csv','w',encoding='utf-8')
#ファイルへの書き込み
f_csv.write('No'+',')
f_csv.write('Total'+'\n')
#書き込むための変数0(延べ数)
j = 0
#せっかくなので,for文で繰り返し書き込む
for i in range(1,10):
#延べの計算
j = j + i
#回数iを書き込む
f_csv.write(str(i)+',')
#延べ数を書き込む
f_csv.write(str(j)+'\n')
#開いたcsvファイルを閉じる
f_csv.close()
こんな感じでcsvファイルができます。
今までにpythonについて書いた記事はここにリンクを貼ってあります。
興味があればぜひご覧ください。